ハーレクイン・シリーズ
無口なイタリア人
父の死後、マリサの弟はひどく荒れだし、 飲酒運転や暴力沙汰に明け暮れる毎日を送っていた。 法外な額の罰金、家賃の滞納──マリサは金銭問題に頭を抱え、 銀行に相談に行こうと車を出すが、タイヤがパンクしてしまう。 惨めな思いでたたずむ彼女を、身なりのいい男性が助けてくれた。 チェーザレ・ジャネリー。どこかで聞いたことのあるような…… 後でわかったのだが、彼こそマリサが家賃を滞納している借家の家主であり、広大なたばこ農園を経営する大実業家だった。 マリサの困窮を知った彼は、なんと突然彼女に求婚する。 「家政婦代わりの妻が欲しい」と、恐ろしく失礼なことを言って。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年03月20日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 井上圭子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90397-6
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- 書籍番号
- K-387 (初版R-321)
読者レビュー
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ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。