ハーレクイン・シリーズ

闇に歌うナイチンゲール
彼が視力を取り戻したとき、醜い私に幻滅し、すべてが終わる。
ロンドンで小児科専門の看護師として働いていたサブリナは、とある夫人の孫を住み込みで世話する求人に応募して採用され、カリブ海の美しい島の高台にそびえる豪邸にやってきた。ところが、てっきり子供だと思っていた患者がじつは大人の男性だということがわかり、彼女は動揺した。世界的に有名な実業家だったダグラスは事故で視力を失い、今は一族が代々住む島で隠遁生活を送っているらしい。同情されることを何よりも嫌う彼は皮肉屋で辛辣だが、サブリナはその誇り高さと陰のある魅力にしだいに惹かれていく。施設育ちで不器量な自分と彼とでは、住む世界が違うというのに……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年03月20日
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- 著者
- ヴァイオレット・ウィンズピア
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- 訳者
- 深山ちひろ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22412-5
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- 書籍番号
- I-2412
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。