ハーレクイン・シリーズ
彼女が大人になるまで
いつか大人になったら、
あの人に愛される日が来るの?
幼いころに母を亡くした17歳のミシェルは、 あと数カ月で高校を卒業するというとき悲劇に襲われた。 医師の父親が治療の甲斐なく病死し、 意地悪で自分勝手な継母との地獄のような暮らしが始まったのだ。 彼女は生きる希望を失い、近づいてくる車の前に衝動的に身を投げ出した。 間一髪のところを救ったのは、謎めいた隣人のガブリエル── ミシェルが密かに想いを寄せている男性だった。 事情を知ったガブリエルは彼女の後見人となり、自宅へ呼び寄せた。 やがてミシェルは募る想いを抑えきれなくなって愛を告白するが、 ガブリエルに冷たく突き放される。“君はまだ子供だ”と言われて。
-
- 頁数
- 192頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2016年03月20日
-
- 著者
- ダイアナ・パーマー
-
- 訳者
- 平江まゆみ
-
- 定価
- 763円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2016年03月03日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-51700-5
-
- 書籍番号
- D-1700
読者レビュー
-
モニター
物語の始めから悲劇の連続でしたが、ミシェルの芯の強さ、純粋さに救われました。ミシェルのストレートな表現に新鮮さを感じ、ガブリエルの男らしさは頼もしく、愛するが故の大人な表現にはもどかしさを感じました。最後までハラハラドキドキの展開で、一気に読み進めてしまいました。
-
3匹の母
ヒロインが逆境にも負けず夢に向かって行く姿に、共感を覚えました。ヒーローは、二人の距離を保ちつつ見守る姿が素敵でした。ヒーローとヒロインを取り巻く人々が、それぞれキャラクターが際立っていて、面白かったです。ディザイア1700号に相応しい重厚な物語でした。
-
モニター
『打ち砕かれた純愛』で気になっていたヒロイン兄と被後見人のお話だったので楽しんで読めました。上記作品と比べてコンパクトなページ数の中に、ヒーロー、ヒロインの出逢いから書かれていて、二人の気持ちの動きに寄り添うことが出来る作品だと思います。
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。