ハーレクイン・シリーズ
先生の寝室
オトナになった同窓会 Ⅱ
10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。
ミスター・ローレンス――高校3年のときの、数学の先生。 当時から、授業中に目が合うたび、ほかの誰とも感じられない何かを感じていた。 先生との間にはきっと何かがある、きっと先生も同じ気持ちでいるはず、と思っていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私は違う。いつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。その数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
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- 頁数
- 43頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年01月05日
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- 著者
- ポーシャ・ダ・コスタ
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- 訳者
- 西江璃子
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- 定価
- 275円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42709-0
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- 書籍番号
- DG-119
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- ミニシリーズ
- オトナになった同窓会
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