ハーレクイン・シリーズ
結婚に失敗し、失意のうちに故郷に帰ってきたマギーは、 人里離れた田舎で亡き父の小さな工場を継ぎ、ひっそりと暮らしていた。 そんなおり、祖父の心臓病が発覚。多額の医療費を支払えるはずもなく、 困ったマギーは元恋人で大企業を経営するコナーに助けを求めた。 高校時代、マギーは幸せだった。彼が離れていくまでは。 10年ぶりに再会したいま、コナーは冷淡だった。 瞳には憎しみさえ宿っている。だが、事情を聞くと彼は言った。 「1週間、恋人のふりをして僕とスイートルームに宿泊するんだ」 それが頼みを聞きいれる見返りですって? 彼は何を企んでいるの? 契約成立の証に首筋へ触れた彼の唇の熱さに、マギーの身体は震え……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年02月20日
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- 著者
- ケイト・カーライル
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- 訳者
- 長田乃莉子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年02月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51695-4
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- 書籍番号
- D-1695
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ayk
好きだったけど別れてしまった元彼と、年月が経って、1週間同じスイートルームに泊って、一緒に行動することになって・・・。自分には訪れない展開に一気に引き込まれました。読者はお互いの気持ちがわかるからこそ、あー! もう! とヤキモキ。もどかしさを感じながら、気がついたら最後まで読んでしまいました。恋に飢えていますね、私(笑い)
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モニター
元夫に傷つけられたヒロインが、過去の傷と向き合いながら立ち直ろうとする姿勢に共感がもてました。ライバルの存在感が、もうちょっとあっても良かったかなと思いました。なんか最後はアッサリに感じました。おじいちゃんの素敵なプレゼントには、心があったかくなりました。
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モニター
ヒーローが妄想実行できずがっかりするところがたまらなく可愛かったです。だけど、いろいろ物足りなかったなってのが本音です。ヒール(悪)役の秘書さんにはもうちょっと頑張って引っ掻き回してほしかったし、前夫エピソードももっと衝撃うけてもいいんじゃない?てくらいサラッとしてるし、ヒロイン&ヒーローの魅力ももっと書き込んでほしかった。でもお兄さんたちの恋模様もシリーズになっちゃうのかな?と期待できる終わり方で、次があるなら読みたいなって思いました。
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あゆま
結婚生活の中で夫に傷つけられていたヒロイン。離婚後、引きこもりのような生活から徐々に回復し、自分の道を進みはじめた彼女の境遇にとても共感しました。さらにヒロインが10年前に大好きだったのに別れてしまったヒーローと一緒に過ごすことになるという、素敵な展開。離婚後も精神的な傷が癒えていない彼女が、前に進もうとしている姿を応援したい気持ちになりました。ヒーローの熱い視線にドキドキしながら一気に読んでしまいました。
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
少しずつ二人のわだかまりがとけていく。そこが良かった。(静岡県 主婦 C.Y)
ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家の一人。20年にわたり、テレビ番組制作会社に勤務。その後、ロー・スクールで学び、ミステリー小説の執筆を始めた。夫とともに、生まれ育った南カリフォルニアの海辺で暮らしている。