ハーレクイン・シリーズ
やってはいけないことだとわかっているわ。でも父を救いたい……。 ジャスミンにとって、それは苦渋の決断だった。 王室主催のパーティにこっそり紛れこんだ彼女は、 瞬時に、気品と魅力に溢れるひとりの男性に目を奪われた。 サント・シエラ王国の皇太子レイエス。彼こそ捜している相手だった。 その誘惑の魔手に自ら絡めとられたジャスミンは熱い夜を過ごし、 夜明け前に、レイエスの書斎からある書類を黙って持ち去った。 それにより王国が危機に陥り、レイエスに憎まれるのはわかっていた。 だが、ジャスミンは気づいていなかった。彼を愛し始めていること、 いずれ国王となる彼の子供を身ごもってしまうことまでは。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年02月05日
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- 著者
- マヤ・ブレイク
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年01月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13134-8
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- 書籍番号
- R-3134
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モニター
最初はサスペンスの要素で、スリルにドキドキ! 2人の惹かれ合う姿に、一気に読み進められました。途中、ヤキモキさせられましたが、ベビーがキューピッドになってゴール。だけど…。2人の生い立ちも絡んで、ロイヤルロマンスに釘付け! でしたよ~。
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モニター
初めから、ハラハラドキドキしながら読みました。ヒロインが時々ドキッとするような言葉を使ったりするところがありますが、自分の心に対して素直に表現しているところが好感が持てます。
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モニター
その人の言葉だけで本になりそうなくらいに素敵な言い回しをするヒーローが出てきます。終始ドキドキするお話で、そのドキドキがたまらないです、ヒロインも芯が通った格好いい女性で読んでいて惚れ惚れします。ぜひたくさんの人にこの世界を知ってほしいです。
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モニター
皇太子レイエスの王国の未来を左右する大事な書類を持ち去ったジャスミン。一目で惹かれあった2人には残酷なシチュエーション。罪を償ってもらうと言いながらもジャスミンのことを思いやるレイエスの優しさにグッときました。自分の過去の過ちを隠さず打ち明けるジャスミンの強さもそれを受け入れるレイエスも素敵でした。愛し合ってるのに誤解があって通じ合わないのはお約束ですね。
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ぜんまま
この物語のヒロインは、ハーレクインにしては珍しい経歴の持ち主。そして、その過去をキチンと受け止め自身の努力で前に進んでいける強さと美しさを併せ持ってる。自分を犠牲にしても、大切な人を助けたい強い想い…でも、本当は 脆くて壊れやすい1人の女性…。ヒーローは、ヒロインの強さや脆さ、全てひっくるめて将来を共にする相手に選んだのかな、と思います! ヒーローがようやく彼女への愛を自覚するのはハーレクインのお決まりのパターンだけど、そのタイミングの良さにガッツポーズしたくなってしまう(笑) ハッピーエンドの最後は、お互いがちゃんと愛を確認しあえてホッとしました。『いばらの冠』という題名に納得の1冊です!
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モニター
負い目があるため、ヒーローの花嫁選定役にまでなってしまう、ヒロイン。シッカリ仕事をするヒロインにイラつきながら、シッカリお見合いしてしまうヒーロー。なぜ、バッサリ切り捨ててしまうのか、なぜ、その度に、ホッとするのか、2人ともよ~く考えなさい!と思わず叫びそうになったほど、のめり込める作品です。焦れったさに一喜一憂しながら、一気に読み進められました。
イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。