ハーレクイン・シリーズ
琥珀の寵姫
この誘惑には抗えない。
遠い過去からのさだめなのだから。
“自分の心に従いなさい”──旅先のイスタンブールで、 アンバーは先祖の遺した日記に書かれた言葉を思いだしていた。 彼女と同じ名のその女性は150年前、この地を訪れていた。 アンバーは彼女の遺品とともに、その足跡をたどる旅に出たが、 トラブルに見舞われ、すんでのところを現地の男性に救われたのだった。 黄金色の肌と熱い漆黒の瞳を持つカダールは、彼女を安全な場所にかくまう一方、謎めいた誘惑をしかけてきた。 「僕たちが過ごす夜は特別なものになる。君さえ望むなら」 いつもは臆病で慎重なアンバーだが、いつしか先祖の勇気に倣い、 初めての冒険に踏みだそうとしていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年01月05日
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- 著者
- トリッシュ・モーリ
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年12月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13126-3
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- 書籍番号
- R-3126
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オーストラリア出身。初めて物語を作ったのは11歳のとき。賞に応募するも、応募規定を間違ってしまい失格に。その挫折がもたらした影響は大きく、やがて会計士としての道を選ぶ。故郷アデレードからキャンベラに移り住んだとき、現在の夫と出会った。結婚し、4人の娘に恵まれ幸せな日々を送っていたが、夢をあきらめきれずもう一度小説家を目指すことに。今ではオーストラリアのロマンス作家協会で、副会長を務める。