ハーレクイン・シリーズ
18歳のマリは大学の指導教授に誘惑されかけていたとき、 どこからともなく現れたゴージャスな男性──大物実業家セブから、 いきなり尻軽女と断じられ、公衆の面前で大恥をかかされてかつてない屈辱を噛みしめた。なんて傲慢な人なの! 6年後。セブと名家の令嬢の結婚発表を偶然知ったマリの胸に痛みがよみがえり、それは彼女を思いがけない行動へと駆り立てた。 結婚式の会場に紛れ込み、騒動を起こして式を台なしにしたのだ。 だが驚いたことにセブは怒るどころか、何か企んでいるように見えた。 マリはそのとき予想もしていなかった。まさか自分が、 身代わりの花嫁となって、彼の子を身ごもることになろうとは。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年01月05日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 山本みと
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年12月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13124-9
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- 書籍番号
- R-3124
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- ミニシリーズ
- 7つの愛の罪
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クローバー
あり得ない程傲慢ヒーローのわりに、素直に告白するところはグッときました。またヒロインが衝動的で行動的なのに教師という矛盾も面白かったです。心に傷をおった過去が、今の自分を作っていくんだということがよく描かれていました。傷が癒されてハッピーエンド!! 本当に良かった! もっとドロドロするかと思いきや、嫉妬深い人も登場せずとっても読みやすい作品でした。ヒーローはヒロインと出会えて本当にラッキーです★
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モニター
最悪の出会いから6年後に普通ではない再会を果たしたマリとセブが愛に気づくまでが丁寧に描いてあって、どんどん読んで、気づいたら読み終わっていました。ちょっと展開が遅いかなと思うところもあったけれど、二人の心の動き、自問自答が随所にあり、飽きることなく楽しく読み進められました。〈7つの愛の罪 Ⅲ〉ということなので、他の〈愛の罪〉が気になり、今度読んでみようと思います。
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ゆあっきー
初めてコミックではないハーレクインを読みました。展開がゆっくりで多少の読み難さは感じましたが、最後のセブとマリが心を通わせるところにはぐっときました。欲を言えば、もっと二人が幸せな姿を長く見たかったかな。ゆっくりな展開から急に結末に急いでいる感じがしたので。でも、とても楽しめました‼
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。