ハーレクイン・シリーズ

涙をふいて
寄宿学校を卒業したばかりのジャシーは、義父に引き取られた。いま彼女が家族と呼べるのは、亡き母の再婚相手である彼ひとり。だが義父にとって彼女は“娘”というより便利な“駒”だったらしい。飾り立てられたジャシーは様々なパーティに引きまわされ、気づいたときには、取引先の御曹司との結婚を決められていた。愛のない結婚なんていや! 衝動的に家を飛びだしたジャシーは、義父の政敵である気鋭の実業家、マックスのもとへ向かった。あるパーティで会って以来、なぜか彼の姿が頭から離れなかったのだ。年上のマックスは彼女の話にじっくり耳を傾けたあと、静かに言った。「解決策はひとつ。きみは僕と結婚すればいい」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年01月20日
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- 著者
- パトリシア・レイク
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- 訳者
- 安引まゆみ
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- 定価
- 713円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-42062-6
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- 書籍番号
- PB-162 (初版I-153)
ハーレクインの黎明期を支えた作家。港町リバプールで生まれた。イギリスの古典文学を愛し、早くからエッセイなどを執筆。美術学校を出て、訪れたヨークシャーの田園風景に魅せられて定住。作家活動に入った。