ハーレクイン・シリーズ
寄宿学校を卒業したばかりのジャシーは、義父に引き取られた。 いま彼女が家族と呼べるのは、亡き母の再婚相手である彼ひとり。 だが義父にとって彼女は“娘”というより便利な“駒”だったらしい。 飾り立てられたジャシーは様々なパーティに引きまわされ、 気づいたときには、取引先の御曹司との結婚を決められていた。 愛のない結婚なんていや! 衝動的に家を飛びだしたジャシーは、 義父の政敵である気鋭の実業家、マックスのもとへ向かった。 あるパーティで会って以来、なぜか彼の姿が頭から離れなかったのだ。 年上のマックスは彼女の話にじっくり耳を傾けたあと、静かに言った。 「解決策はひとつ。きみは僕と結婚すればいい」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年01月20日
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- 著者
- パトリシア・レイク
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- 訳者
- 安引まゆみ
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年01月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42062-6
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- 書籍番号
- PB-162 (初版I-153)
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モニター
ヒーローとヒロインのすれ違いが切ないです。年齢差カップルですが、ヒーローは年齢を気にしていてもヒロインは全く気にしていない純粋さが可愛いです。
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クローバー
年の離れたカップルの愛の物語です。成熟した男性が若い女性に一目ぼれなんてちょっとびっくりでしたが、でも心から愛しているようで本当に良かった。愛すればこそ相手の気持ちを思いやると言うのも大切ですが、愛しているからこそ離せないと言うのもグッと来るところですね。あんな身勝手な人たちから救い出し、愛のあるところへ導いてくれた一途なヒーローに感激です。
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瑠璃色
こんな歳上のヒーローに見染められたいです。ヒーローに惹かれながらも、信じきる事ができずに空回りして苦しむヒロインに焦ったさも感じましたが、やはり最後はハッピーエンドで良かった~!
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モニター
知りあう前からヒロインを自分のものにしようと考えるのは、普通なら独りよがりに思えますが、女性が憧れるすべてが揃っている男性から、ここまで思われ、ここまでしてもらえたら幸せです。幼すぎるヒロインを守り、リードしていくため、ヒーローの傲慢さが少しも鼻につきません。ヒーローは、ヒロインが出会った時から言葉でも行動でも積極的で、安心して読み進められる作品です。
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瑠璃色
何年も前からヒロインを見守っているヒーローのやさしさと強さに惹かれました。お互い思いは同じなのに誤解して素直になれないヒロインを忍耐強く待つ大人のヒーローに拍手です。
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モニター
純心なヒロインと優しい、優しい心の広いヒーローの素敵なストーリーです。とにかくヒーローがヒロインにベタぼれなんです。この作家さんの作品は初めて読ませていただきましたが、ストーリー全体の雰囲気が柔らかく素敵で読後はほわぁーっとした気分に浸れました。
ハーレクインの黎明期を支えた作家。港町リバプールで生まれた。イギリスの古典文学を愛し、早くからエッセイなどを執筆。美術学校を出て、訪れたヨークシャーの田園風景に魅せられて定住。作家活動に入った。