ハーレクイン・シリーズ
“あと数年で妊娠できなくなる”医師の言葉にケイティーは耳を疑った。 大柄で太めなのがコンプレックスで、ずっと恋には臆病だった。 今や町の独身男性はみな婚約中か恋人がいる。ただ一人を除いては。 最近越してきた、背が高くハンサムなジェレマイア。 彼がカフェに現れるたび、どぎまぎするのはなぜかしら。 でもまさか彼に、子供を産みたいので協力してなんて頼めるはずもない。 ああ、このまま私はひとりぼっちで人生を終えるの? 悩んだ末、勇気を振り絞って願いを伝えた彼女に、ジェレマイアが言った。 「昔ながらの方法でなら」──それって、つまり……。 彼とベッドを共にすることに怖じ気づいたケイティーは……?!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年01月20日
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- 著者
- キャシー・ディノスキー
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- 訳者
- 大谷真理子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年01月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51691-6
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- 書籍番号
- D-1691
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桜
あらすじを読んだ時は突拍子もない話なのかなぁ、ついていけるかなと思ったのですが、中身は王道ロマンス小説という感じでなかなか良かったです。少し先の展開が読めてしまいましたが、その分、安定感がありましたし、ヒロインとヒーローのやりとりやラブシーンが魅力的でセクシーでしたので最初から最後まで熱っぽく読むことが出来ました。また読み返したいです。
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ユリ
ヒーロー、ヒロインの心情が良く描写されていてとても良かったです。物語に引き込まれました。二人がした約束の為に、好きなのに好きになっては困らせてしまうと悩むヒロインの気持ち。ヒーローのヒロインへの優しさや想いなど、読んでいるだけで心温まりました。こんなにも想ってもらえる愛情が羨ましいです。
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モニター
なんでそう考えるの?! と感じる場面にやきもきさせられましたが、ケイティとジェレマイアの描写が後半にどーんと増え、とても情熱的でうっとりさせていただきました。日本とは異なるシチュエーションへの不安もあったのですが、読み始めてしまえば、自分の環境が似ていようといまいと、恋愛のやりとりはとても面白くて、結局どっぷり引き込まれ、夢中で読みきってしまいました。(アレコレ、うらやましかった!)
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モニター
ケイティーは大柄で太めがコンプレックスだけど、そんなこと気にしないでいいのに! と思うほど素敵な女性。でも、彼女は体に早期閉経という遺伝的な問題を抱えていて・・・その問題に巻き込まれるジェレマイア。ケイティーが問題解決のために起こした行動によって二人の関係が急速に変わっていきます。その流れ、心理描写に引き込まれる作品でした。
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鳥子
ケイティーは自らのことをNFLのラインマン(体格の良い人がなるポジション)に例えてしまうくらい、自分の体型を自虐的にネタにしていますが、そんな体型を美しく思えてしまうヒーローのジェレマイア。きっかけは赤ちゃんを夢見るも、遺伝的体質にショックを受けたケイティーからのとんでもないお願いからでしたが、日本でもあるある! と頷くような田舎のお節介サポートも後押しし、誰にでも相応しい、ぴったりのパートナーができるんだなぁと温かい気持ちになれました。
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モニター
ケイティーだけでなくジェレマイアも含め、二人の主人公の気持ちがしっかり描かれています。純粋なケイティーに恋するジェレマイアが切ないです。
イリノイ州南部に夫と3人の子供たちと住む。ティーンエイジャーのころからロマンス小説を読んでいたが、自分で書き始めたのは一番下の子供が学校に通い始めてからだという。作家になる以前は絵画教師をしていた。いまでは絵筆を鉛筆に持ち替え、物語を描くことが気に入っている。