ハーレクイン・シリーズ
禁断のときめき
禁断の恋だとわかっていても、もうこの情熱はとめられない。
シリーニは一人庭園のベンチに座り、ただ時が過ぎるのを待った。父の政敵の資金集めパーティーにもぐりこんものの、命じられたとおりにスパイ行為を働く気にはなれなかったのだ。「君は幽霊ではないんだね?」振り返ると、タキシードに身を包んだすてきな男性がいた。男性はこのホテルの庭園に出るという幽霊の話を皮切りに、歴史や伝説を語り、心から楽しませてくれた。やがて二人はあらがえぬ魔力に導かれるように踊り、口づけをする。しかし男性の名を聞いたとき、シリーニは慄然とした。アダム・ダンフォース? 彼が政敵の息子だったなんて!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月05日
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- 訳者
- 松村和紀子
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- 定価
- 638円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-79710-2
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- 書籍番号
- SD-10
読者レビュー
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名門ダンフォース家の人々を巡る熱き恋を描いたシルエット・ダンフォース。まるでロミオとジュリエットのような切ない逢瀬を、人気作家A.M.ウィンストンが描きます。