ハーレクイン・シリーズ
キスのレッスン
ジェマの両親にとって、女はかわいらしく、少しおろかで、 一人では何もできない人間でなければならない。 そんな両親に自立心の強いジェマは反発しつづけ、 少女時代、彼女が心を許したのは、ルークただ一人だった。 彼は、いつか事業を興すという夢を抱く貧しい青年だったが、 ジェマにとって彼以上の相談相手はいなかった。彼になら、 「キスのしかたを教えて」などというお願いだってできた。 些細なことから口論になり、二人は疎遠になってしまったが、 10年後、美しく成長したジェマの前に、ルークが再び現れる。 欲しいものはすべて手に入れる、冷酷無比な大物実業家として。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年12月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 大沢晶
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年12月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90376-1
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- 書籍番号
- K-366 (初版R-664)
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。