ハーレクイン・シリーズ
シークに手折られた薔薇
純潔を捧げ、子を宿した相手。
彼は政略結婚を控えたシークだった。
略奪された乙女が君主と燃えるような恋に落ちた── そんな伝説が残る国、ザヒールの領事館でのパーティに出席したサラは、 そこで中世の戦士を思わせる風貌の男性、ゲイブと出会う。 漆黒の髪、シャープな鼻、頬を横切る傷痕。 運命的に惹かれあう力を感じ、サラはその夜、彼に純潔を捧げる。 翌朝目覚めたときゲイブの姿はなく、薔薇の花束だけが届けられた。 これが別れの挨拶なのね。しかし妊娠がわかると、彼は突然訪ねてきた。 「僕はザヒール国の次期シークだ。きみと結婚したいと思っている」 彼も私を愛しているの? だが、続いて知った事実にサラは愕然とした。 ゲイブには富豪の娘と政略結婚するさだめがあるというのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年12月20日
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- 著者
- フィオナ・ブランド
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年12月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51687-9
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- 書籍番号
- D-1687
読者レビュー
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妖虎
一族の子孫と次期シークの運命の出会いの物語。ある日をきっかけに、気持ちを切り替え、恋の道に進んだヒロイン。行動的なヒロインと共にテンポよく お話が進みます。素敵な運命の出会いに胸キュンし、テンポの良さにスッキリです。スッとお話の中に入り込めちゃいましたよ♪
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あるばとろす
一気に読んでしまいました。ヒロインのサラは自立した女性として描かれています。また何気なく書かれていますが、サラの着ている服や髪型がとてもおしゃれなのです。それが恋の相手のゲイブとのハラハラするけれども素晴らしいラブロマンスに繋がっていく。最後まで目を離せないキュンキュンする作品です。
ロマンス小説を書くことを除けば、わたしの人生はごくごくありふれた平凡なものよ、と彼女は言う。作家としてデビューする前は、8年間ニュージーランドの林野局に勤務していた。現在は2人の息子とともに、亜熱帯魚釣りやダイビングが盛んなベイ・オブ・アイランズに暮らす。