ハーレクイン・シリーズ
虹色のクリスマス
結婚の条件はただひとつ。
「嘘をつかないこと」のはずだった。
十二月、一カ月後に出産を控えたヘイリーの前に、思いがけない人物が現れた。半年以上前に別れた恋人、マーカスだ。マーカスはヘイリーの大きなおなかを見て、それが自分の子供だと悟り、責任感から結婚しようと申し出る。今でも変わらず彼のことを思っているヘイリーだが、この結婚は自分の望むものではないと言ってプロポーズを断った。納得のいかないマーカスに、ヘイリーはある提案をする。「わたしは時間がほしいの。クリスマスが終わるまで、一緒にいて」それは、幼いころ家族の愛情を知らずに育ったヘイリーが、マーカスと子供で愛に満ちた家庭を築きたいと願う、心からの望みをかけた、最後の提案だった……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年12月20日
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- 著者
- クリスティン・リマー
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- 訳者
- 西本和代
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-82607-7
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- 書籍番号
- HP-7
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- ミニシリーズ
- 都合のいい結婚
読者レビュー
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ウォールデンブックスやUSAトゥデイ紙のベストセラーリストにたびたび登場する人気作家。アメリカ・ロマンス作家協会のRITA賞に作品がノミネートされ、ロマンティック・タイムズ誌でも賞を獲得した実力の持ち主。作家になるまで、女優、店員、ビルの管理人など実にさまざまな職業を経験している。すべては、作家という天職に巡り合うための人生経験だったと振り返る。オクラホマ州に家族とともに住む。