ハーレクイン・シリーズ
二人の美しい姉がいるというだけで、ついたあだ名がシンデレラ。 シンデレラは幸せになったけれど、わたしは? 醜いアヒルの子として愛も知らずに一生を終えるのだろう。 27歳になっても無垢のままのレイチェルは世をはかなんでいた。 そんな折、ルームシェアをしている親友のいとこ、ザックと出会う。 カナダの実業家で、ゴージャスそのものなのに、彼はなぜか、 美しいいとこや友人には目もくれず、レイチェルを口説きにかかる。 この人は──私をからかっているの? 疑念を抱きながらもザックの奔放な魅力に抵抗できず、 レイチェルは一大決心をして、週末の小旅行の誘いに応じる。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月20日
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- 著者
- ヘレン・ブルックス
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年11月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13113-3
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- 書籍番号
- R-3113
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モニター
男性不信に陥っていたヒロインが、ヒーローに惹かれながらも心を開けず葛藤している様子で進んでいきます。雨から始まり、雪、暖炉などクリスマスシーズンの中でのストーリーは、シーンが目の前に浮かぶようで映画のようにも感じられ、ヒロインのあだ名のシンデレラが現代の童話になるのが素敵でした。
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モニター
初ハーレクインなので凄く楽しみにしていました。失恋して恋愛に奥手で自分に自信が持てないヒロインは、家族、特に母との確執はあったけど友達には恵まれていた。ゴージャスでセクシーで押しが強いモテモテヒーロー。相手の事をちゃんと考えて行動したり好感がもてました。そんな彼も実は心に深い傷を負っていた…。感情移入しやすかったし読みやすかったです。また読みたいと思いました。素敵なシンデレラストーリーでした!!
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モニター
久しぶりにヘレン・ブルックスの作品を読みました。この作家の本は、よくある大人の男女の恋愛だけでなく、2人を取り巻く環境など、いろいろと考えさせられる作品で、他の作家の本よりも読み終えるまでに時間がかかります。もちろん最後はハッピーエンドで、読んだ後はほっこりと心が温まります。
イングランド中部ノーサンプトンシャー在住。敬虔なクリスチャンであり、家事や育児にいそしみ、3人の子供を育てた。書くことは長年の夢だったが、実際に執筆に取り組んだのは40代に手の届くころ。現在は次々に作品を発表している。