ハーレクイン・シリーズ
サムはウエイトレスをしながら子育てに奮闘するシングルマザー。 苦境を見かねた友人がある日、割のいい仕事を紹介してくれた。 大実業家として知られるスターン兄弟の弟ザンダーの世話係だ。 事故で脚を骨折した彼は、目下、不自由な生活を送っているという。 だが、プレイボーイとして名高いザンダーのもとで働きだしたサムは、 男の色気を発散する彼に気持ちをかき乱され、仕事どころではない。 この人なら、松葉杖をついていたって女性をベッドに誘いこめるわ! しかも尊大な態度と裏腹のやさしさを垣間見せられ、心を揺さぶられる。 彼に惹かれちゃだめ。男なんてみな同じ。悲惨な結婚生活を忘れたの? あいにくサムの決意は、ザンダーの圧倒的な魅力の前に無力だった……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年11月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13111-9
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- 書籍番号
- R-3111
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- ミニシリーズ
- 闇のダリウス、光のザンダー
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みえもも
続き物だったので話についていけるか心配でしたが、それは杞憂に終わりました。ザンダーの不安、悲しみがホロホロと消え去って行く様子が自分のことのように嬉しかっただけでなく、サマンサの不安と悲しみの克服も同じように嬉しかったしスカっとしました! デイジーも含めこの3人、すごく好きです。物語の続きをほのぼのと妄想させてもらい、2度楽しめました。
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モニター
自己への不信感に苛まれるヒーローをゆるぎない確信と信頼で支えるヒロイン。ヒロインの娘がキュートです。読み終えてほっこりします。
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モニター
療養中の超絶プレイボーイを幼い娘を抱えるシングルマザーのヒロインがお世話をすることに。一見明るい2人ですがヒーローとヒロイン、それぞれが辛く暗い過去を隠して生活しています。シリーズものの2作目でしたが本作だけでも十分楽しめました。本作中にも度々登場する兄も非常に魅力的なキャラクターなので、ぜひ兄ダリウスの作品も読んでみたいです。
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モニター
父親に虐待され、自分もその気質を受け継いでるのではと悩むザンダーと、自分勝手な夫に娘のデイジーと共に傷つけられたシングルマザーのサム。交通事故で骨折したザンダーの世話をするため2週間、生活を共にすることになったサム。お互いに相手のことを牽制しながらも惹かれ合う2人。赤毛特有の怒りっぽさはあるものの娘を愛する優しいサム、自分の気質を恐れながらも2人のために奔走するザンダー。愛し合ってるのにすれ違う2人にヤキモキしながらも応援したくなる2人、いや3人でした。
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
金色の輝ける双子にある中の闇というギャップから始まり、その闇がサマンサ親子によって溶けていく。またサマンサにはサマンサの闇があり彼によってそれが取り除かれていくのはすごくスカッとしました。(神奈川県・パート・みえもも)
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年にみごとデビューを果たす。以来、200冊近い作品を生みだし続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている彼女の記念すべき200冊目は、2016年に刊行される予定。