ハーレクイン・シリーズ
婚約者を親友に奪われ、ミリーはぼろぼろだった。 心機一転、フランスで家政婦として働くことを決めたものの、 着くなり、今度は突然の仕事のキャンセルという憂き目にあう。 ロンドンからの長旅で疲れきっていたミリーは、 せめて一夜だけでもと、働くはずだったロッジに宿を求めたが、 なんとそこにまで先約が……。いったいどうなっているの? だがそのルーカスと名乗る男性をひと目見て、彼女は言葉をのみこんだ。 完璧に整った顔立ちと男性的な魅力に圧倒されてしまったのだ。 実は彼こそロッジのオーナーである、スペイン屈指の億万長者だった。 ミリーの平凡さに目をつけたルーカスは、彼女を利用しようと思い立つ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月05日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年10月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13110-2
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- 書籍番号
- R-3110
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モニター
初めての作家で、あまり期待せずに読むと、今まで読んだ中で一番普通のどこにでもいそうなヒロインが登場。でも、きちんと自己を持ち、自分を見失わず相手が億万長者でも態度を変えず純粋に真心で接する姿に、私もこうありたいと思う稀有な輝きを感じました。ヒーローも傲慢で頑固ですが、彼女の素晴らしさに目を向けることができ、そして文句なしの美しさと男らしさで、どきどきも満喫できました! 今後は、この作家に注目! です。
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モニター
あまりにも違い過ぎる二人がお互いの魅力に気づき、魅かれながらも反発して言い争うシーンが多いので、どうやってハッピーエンドにもっていくのだろうと、わくわくしながら最後まで読みました。
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モニター
元婚約者に嘘をつかれ仕事もうまくいっていないヒロイン。愛や結婚に価値を見出していないヒーローは、そんなヒロインの痛いところを突いてきます。ヒロインとヒーローが舌戦を繰り返す展開がお好きな人は、この本は楽しめるのだろうと思います。愛や結婚を否定するヒーローが、ヒロインへの愛を否定出来なくなるのはハーレクインの王道ですね。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。