ハーレクイン・シリーズ

抱擁なき結婚
同情から結婚を申し込まれるなんていや。なぜなら、あなたを愛しているから。
看病の甲斐なく母が亡くなったあと、ルースはアルジェに旅立った。驚いたことに、死んだと聞かされていた父が生きているらしいのだ。頼りは、父の友人であるフランス人富豪アンドレ・デュポワただ一人。彼の操縦で父の住む村へ向かうが、途中で軽飛行機が故障してしまい、ふたりは励まし合いながら砂漠を一歩一歩進んでいった。だが命からがら村に着くと、待っていたのはルースの父の訃報だった。天涯孤独の身となり悲嘆に暮れる彼女に、アンドレが言った。「きみの面倒を見るのはぼくの義務だ。結婚しよう」出会って間もない男性からのプロポーズにルースは困惑したが、兄妹のような関係から始めようという彼の言葉に心が揺れ始める。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月05日
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- 著者
- ケイ・ソープ
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-13109-6
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- 書籍番号
- R-3109
1935年にイングランド中部のシェフィールドで生まれる。学校を卒業後、さまざまな職業を経験したのち、初めて完成させた作品が認められて1968年にデビュー、ミルズ&ブーン社のロマンス黎明期を支えた。これまでに著作は70作以上を数え、今も根強いファンを持つ代表作家の一人。