ハーレクイン・シリーズ
はじまりはハプニング
陣痛で診療所に運ばれたレキシーは、立ち会いの医師を見て驚いた。 シカゴでも指折りの名医タイラー・ブレイダン……! これは幻覚? どうして彼がこんな田舎町の診療所にいるの? あの夜リストラで職を失い、故郷に帰る決心をしたレキシーは、 なぜか憔悴しきっていた隣人のタイラーからディナーに誘われ、 そのままふたりで夜を過ごし、愛を交わしてしまった。 ずっと彼に憧れていたから、とても幸せだったのに、 翌朝の彼は、昨夜の情熱など忘れたかのように冷たかった。 ひどく傷ついたレキシーはすべてを忘れるつもりで帰郷したのだ。 それなのに、彼が再び目の前に現れ、彼女に微笑みかけている。 たったいま取り上げた赤ん坊が、あの夜の情熱の証とも知らずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月20日
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- 著者
- キャシー・ディノスキー
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- 訳者
- 早川麻百合
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年11月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90369-3
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- 書籍番号
- K-359 (初版D-944)
イリノイ州南部に夫と3人の子供たちと住む。ティーンエイジャーのころからロマンス小説を読んでいたが、自分で書き始めたのは一番下の子供が学校に通い始めてからだという。作家になる以前は絵画教師をしていた。いまでは絵筆を鉛筆に持ち替え、物語を描くことが気に入っている。