ハーレクイン・シリーズ
エロイーズは法律事務所の臨時職員として働いているが、 家賃を払うのがやっとの暮らしから脱したいと願っていた。 あるとき、友人宅で開かれたパーティーで、 どこか陰のあるハンサムな実業家リッキーと出会う。 すぐに意気投合し、胸を高鳴らせるエロイーズだったが、 彼女の困窮ぶりを知った彼が唐突にある取り引きを持ちかけてきた── クリスマスシーズンに12回あるパーティーへの同伴を条件に、 見返りとして良い仕事を紹介するという。 「僕は恋愛に興味はない。ただ僕を好きなふりをしてくれたらいい」 内心がっかりしながらもエロイーズは申し出を受けることにするが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月20日
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- 著者
- スーザン・メイアー
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- 訳者
- 北園えりか
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年11月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22395-1
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- 書籍番号
- I-2395
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モニター
いつの間にかヒロインのエロイーズがリッキーに惹かれていく様子はとても好感を持てました。リッキーも自分の心を開こうか迷ったり、エロイーズに対する愛情に戸惑いながらも最後には素直になるという展開に気持ちが温かくなりました。クリスマス時季に読むにはお勧めの一冊だと思いました。
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モニター
お互いに辛い過去を持つエロイーズとリッキー。お互いの条件をクリアするために、上辺だけの付き合いが始まるけど、いつの間にか惹かれあいつつ、一歩踏み込めない二人がもどかしくもあり、こんな恋愛も良いかなと憧れるお話しでした。
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kis
幸せボンビーを地でいくすべりだし。貧乏あるあるにクスっとしているうちにロマンスも始まり、あっと言う間に読み終えました。主人公、独身アラサーのエロイーズがまとうエレガントなリメイク・ドレスが印象的。過去を引きずるイケメン社長との契約デートでは、華やかなアメリカン・セレブのクリスマスパーティーも味わえます。なかなか素直になれない二人にやきもきしましたが、心がほっこりするエンディングに大満足です。
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
ヒロインの強さや独立心旺盛なところや、他の人に優しく接し、笑わせ、心の傷を癒していくところなどに感動しました。ヒロインは感受性の高い時期に、大きな痛手を何度も受けているにもかかわらず、前向きに一生懸命に生きています!こんなヒロインと出会ったヒーローは本当に幸せ者ですね。是非選ばせていただきたいと思います。(クローバー)
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。