ハーレクイン・シリーズ
ローラは屋敷の庭で意識を失い、病院に運ばれた。 目覚めたところに夫のビショップが来てくれたが、どこかよそよそしい。 なぜ抱きしめてもくれないの? 子供がほしいという話をしても、 私の心臓病を心配して、頑なに拒むばかりだし……。 だけど私たちはまだ結婚したばかり。ゆっくり考えればいいのよね。 知らせを受けて病院に駆けつけた大富豪のビショップは、衝撃を受けた。 ぼくたちが新婚夫婦? 彼女は頭を打って記憶をなくしてしまったのか? 流産をきっかけに離婚を望んだのは、ローラのほうだというのに。 なんということだろう……。だが、彼女を放っておくわけにはいかない。 彼はいまだ愛おしい元妻が記憶を取り戻すまで、夫を演じることにした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月05日
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- 著者
- ロビン・グレイディ
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- 訳者
- 大谷真理子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年10月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51682-4
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- 書籍番号
- D-1682
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モニター
ヒロインのローラより、ヒーローのビショップの視点で読みました。記憶喪失により、新婚当時に戻ってしまったローラに困惑しつつも少しずつ変わっていくビショップ。記憶が戻ったときどうなるの? と心配しつつもきっと二人は本当は…とゆっくり読み進めました。続きが気になる! というよりかは、ゆったりと読める作品でした。
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モニター
ヒロインのローラではなく、ヒーローのビショップの物語だと思います。新婚状態の記憶に戻ってしまったローラに対するビショップの葛藤…。少しずつ近づいていく心の距離をもどかしく見守るような気持ちでした。
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モニター
今まで読んだことのない展開の話でした。ヒロインよりもヒーローのとまどいや葛藤などすごく共感できました。新鮮な気持ちで読み終えることができよかったです。
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
せつない。他人事と思えない。(神奈川県・家事手伝い・むこう)
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
“失ったものを取り戻す”
記憶喪失ものは大好きです。ヒロイン、ヒーローの気持ちを考えると胸が切なくなります。記憶を失ってもローラのビショップへ対する愛は変わらないところに深い愛を感じました。ローラを支えるビショップの苦悩も読み応えがありました。最後はハッピーエンドなのでホッとします。(静岡県・会社員・keina) -
ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
いい夫婦の日ってもう一度夫婦について見つめ直す日だとか。この日にぜひ読みたい一冊です。(主婦・カピバラ)
15年間テレビ局のプロダクションで働いたのち、かねてからの夢だった作家になる道を選んだ。ハーレクインを支える作家の一人になれて嬉しいと話す。お気に入りのスポットは映画館と海辺。現在はオーストラリアのサンシャイン・コーストで、夫と3人の娘とともに暮らしている。