ハーレクイン・シリーズ

消えた記憶と愛の絆
記憶を失った元妻は、新婚当時の笑顔で愛を語り、子供を夢見た。
ローラは屋敷の庭で意識を失い、病院に運ばれた。目覚めたところに夫のビショップが来てくれたが、どこかよそよそしい。なぜ抱きしめてもくれないの? 子供がほしいという話をしても、私の心臓病を心配して、頑なに拒むばかりだし……。だけど私たちはまだ結婚したばかり。ゆっくり考えればいいのよね。知らせを受けて病院に駆けつけた大富豪のビショップは、衝撃を受けた。ぼくたちが新婚夫婦? 彼女は頭を打って記憶をなくしてしまったのか?流産をきっかけに離婚を望んだのは、ローラのほうだというのに。なんということだろう……。だが、彼女を放っておくわけにはいかない。彼はいまだ愛おしい元妻が記憶を取り戻すまで、夫を演じることにした。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年11月05日
-
- 著者
- ロビン・グレイディ
-
- 訳者
- 大谷真理子
-
- 定価
- 734円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-596-51682-4
-
- 書籍番号
- D-1682
15年間テレビ局のプロダクションで働いたのち、かねてからの夢だった作家になる道を選んだ。ハーレクインを支える作家の一人になれて嬉しいと話す。お気に入りのスポットは映画館と海辺。現在はオーストラリアのサンシャイン・コーストで、夫と3人の娘とともに暮らしている。