ハーレクイン・シリーズ
禁じられた初恋
社交界の誰もが認める“悪党”。
魅惑の紳士の正体はいったい……?
結婚相手を探すため叔母に連れられやってきた、ロンドン。エリナーは舞踏室のシャンデリアを見あげ、うっとりした。ふと、自分に注がれている視線に気づき、足を止める。視線の主は、長身で広い肩をした黒髪の男性だった。混雑した室内で、だれからも離れて一人ぽつんと立っている。その男性、ガスリー氏が姪にダンスを申し込むやいなや、叔母はひどく冷淡に彼を追い払った。どういうこと?翌朝、散歩中会ったガスリー氏といると、とても楽しかった。彼にまた会いたいわ。エリナーは初めて淡い恋心を抱いた――彼が無垢な乙女を妊娠させたあげく捨て、ある一家を破滅させた悪名高き人物だとも知らず。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年12月05日
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- 著者
- シルヴィア・アンドルー
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- 訳者
- 古沢絵里
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- 定価
- 954円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-32344-6
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- 書籍番号
- HS-344
読者レビュー
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英国の有名カレッジで長く副校長を務めていた。初めて小説を出版したのは一九九一年、ハーレクイン・ミルズ&ブーン社からで、以来、主にヒストリカルを執筆している。男性に求めるのは高潔さだと語り、政治家にそれを求めるのは難しいとも。四十年以上連れ添った夫と愛犬と共にイングランド南西部に暮らす。