ハーレクイン・シリーズ
偽りの復縁
愛していないなら、求めていないなら、
なぜ離婚を拒むの?
3年前、イザベルは秘書の代理として派遣された先で、 コンスタンティン・デ・セヴェリーノに見初められた。 プレイボーイのイタリア人実業家で爵位も持つ彼と、 炭鉱の村で育ったイザベルとでは身分が違いすぎたが、 二人の情熱はそんな格差が入り込む余地もないほど激しく、 イザベルはやがて妊娠。コンスタンティンは結婚を申し込んだ。 だが不幸なことに、イザベルは流産してしまう。 急によそよそしくなった夫に、イザベルは深く傷ついた。 高貴で厳格な育ちのせいで、夫が悲しみを表に出さないこと、 だからこそベッドではあんなにも激しく情熱をさらけ出すこと── 若すぎた妻にわかるはずもなく、イザベルは打ちひしがれて家を出た。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年10月20日
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- 著者
- シャンテル・ショー
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年10月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13105-8
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- 書籍番号
- R-3105
読者レビュー
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レビューキャンペーン
身分が違い、育った環境も違う夫婦の、愛と破綻、再生が描かれています。お互いを理解しあうまでにいたらなかったイザベルとコンスタンティン。二人がお互いを理解しあっていく過程には切ない場面があり、幸せを願わずにはいられません。イザベルの仕事が成功したのはすごいことです。それを理解し、うけいれていくコンスタンティンの変化が未来を切り開く鍵のようにも思えました。エピローグは、ほっこり。苦しんだだけ幸せになって欲しいと思いました。《aiai》
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3年前に流産したことで、心がすれ違い別居しているイザベルとコンスタンティン。離婚問題で再会した二人には、お互い相手への想いが残っています。やり直すには、乗り越えなければならないある事情がたちはだかります。イザベルがコンスタンティンの心に寄り添う姿に感動します。
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ロンドン育ちの英国人作家。少女の頃から頭の中でお話を作るのが大好きで、10代の頃にはミルズ&ブーン社のロマンスを読んでいた。20歳で結婚、第1子の誕生とともにケント州の海辺に移り、現在も在住。浜辺を歩きながら小説のキャラクターを考えるという。趣味はガーデニングや散歩で、チョコレートには目がない。6人の子供の母親でもある。