ハーレクイン・シリーズ
愛に代えても
妻というより、単なるベッドでのパートナー。愛する男性からの耐えがたい求婚だった。
別居中の夫ジェレミーが事故死したと知らせを受け、マディは一人息子を連れて六年ぶりに夫の屋敷を訪れる。屋敷にはジェレミーの従兄レオが先に来ていた。かつて彼女は親友サスキアの婚約者だった彼にひと目で心を奪われた。結局マディはジェレミーの熱烈なプロポーズを受け入れたが、レオは彼女が打算で結婚し、従弟を不幸にした女だと今も思っている。マディの結婚後、レオとサスキアはなぜか婚約を解消してしまう。そしてマディは夫と親友の浮気を知り、屋敷を出たのだった。久しぶりに見る屋敷を、マディは心のよりどころだとつくづく感じる。浪費家だった夫のせいで、今や維持するのも困難だが、息子のためにも、なんとか屋敷は手放さずにおきたかった。だが屋敷の維持費を捻出するための事業が行き詰まりを見せたある日、レオが屈辱的な条件のついた結婚をマディに持ちかけた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年08月05日
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- 著者
- スーザン・マッカーシー
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- 訳者
- 村山汎子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00959-7
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- 書籍番号
- R-1694
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