ハーレクイン・シリーズ
愛の亡霊
エリザベスとデイミアンはパリで出会い、恋に落ちた。 やがて彼の激しい嫉妬心に疲れ、エリザベスはNYへ逃れた。 2年後、エリザベスは上司の家に掛かった絵を見て呆然とする。 「ああ、それはデイミアン・ヘイズという画家の絵だよ」上司が言う。 「残念ながら……交通事故で亡くなったらしいがね」 なんですって? デイミアンが亡くなった? エリザベスはいてもたってもいられなくなり、フランスへ飛んだ。 デイミアンはたしかに亡くなっていた。だが謎めいた富豪が現れ、 顔も職業も違うのに、まるでデイミアンのようにエリザベスを見つめ、 デイミアンのようにキスをするのだ――あなたは、デイミアンの亡霊?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年09月20日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 宮崎彩
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年09月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90356-3
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- 書籍番号
- K-346 (初版R-395)
読者レビュー
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Sunny
魂が求め合う愛がある。理性では愛すべきではないと分かっていても、魂が「この人だ!」と叫び、彼を求める事をやめないから苦しい。そんなヒロインの切ない葛藤とヒーローの激しくヒロインを求めずにはいられない情熱的な振る舞いにドキドキしてしまいました。ある意味、二人の理性と情熱の愛のバトルです。
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モニター
この作家さんはとても有名なのに一度も読んだことがなく新しい出会いに感謝です。ミステリーとロマンスが沢山詰め込まれラストもビックリで面白かった。今時の物語とは趣が違う、しかも古めかしくないので一気に引き込まれていきますよ。お薦めです。
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いもぽてと
甘々なロマンスはなく、どういう展開になるんだろうと後半につれて読む速度が速くなりました。最後はやっぱりハッピーエンドで終わるとはわかっているのにドキドキ・・。結末のあとの展開も書いてほしかったと思いました。
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第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。