ハーレクイン・シリーズ
忘れられた愛の記憶
私がこの人の……ルーク・タナーの妻? ベリンダは病院のベッドの傍らに無言で立つ男性を見つめた。 長身の体に高級スーツをまとい、輝く緑の目で彼女を見つめている。 何も思い出せない。彼と結婚したことも、なぜ事故に遭ったのかも。 不安を拭えないままルークに伴われて家に帰ると、 そこは夫が経営しているという広大なリゾート内に立つ豪邸だった。 ルークがふいにベリンダの手を取り、キスをする。 その瞬間ベリンダの体に、甘く激しい戦慄が駆け抜けた。 何度も感じた、忘れようのない感覚──体は覚えているんだわ。 それなら、ルークが何かを隠しているような気がするのは、妻の勘? 教えて、何があったの? 私たちは本当に愛し合っていたの?
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年09月05日
-
- 著者
- イヴォンヌ・リンゼイ
-
- 訳者
- 藤倉詩音
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2015年08月20日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-90352-5
-
- 書籍番号
- K-342 (初版D-1465)
ニュージーランドに生まれ、13歳のころからロマンス小説を愛読するようになった。ブラインド・デートで出会った男性と結婚し、2人の子供がいる。読書を通じて人々のさまざまな愛の力を追体験していると言う。