ハーレクイン・シリーズ
高原の魔法
ベティ・ニールズ選集 3
顔を合わせれば喧嘩ばかり。
どうしてこんなにいらいらするのかしら?
ロージーは祖母の言いつけで旅行のつき添いをすることになった。 口やかましい祖母のお供をするのは気が重いが、 故郷でもあるスコットランド高地への列車の旅は楽しみだった。 ところが旅の途中に立ち寄ったホテルの裏庭で祖母が転んで足首を痛め、二人はやむをえずツアーを抜けてそのホテルにとどまることになる。 往診に駆けつけたドクター・キャメロンは医師としての腕や患者の扱いは見事なものだが、その横柄な態度がどうにもロージーには気に入らない。 祖母に向けた彼の笑顔はとても魅力的だったけれど……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年09月20日
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- 著者
- ベティ・ニールズ
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年09月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22388-3
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- 書籍番号
- I-2388 (初版R-1002)
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- ミニシリーズ
- ベティ・ニールズ選集
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠。