ハーレクイン・シリーズ
冷めた情熱
愛されたいと願う妻を迎えたのは、
冷たい独り寝のベッドだった……。
看護師のクリスティはスペイン人の夫アレッサンドロと別居中。 ハンサムで有能なドクターである彼のことは愛しているが、 仕事にかまけて妻を顧みないことへの反発で家を出た── わたしをまだ愛しているなら、追いかけてきてくれるはず……。 彼が現れるのを待つうち、一緒に連れてきた子供から家族全員で過ごしたいとせがまれ、やむなく家へ帰ることにした。 自分から戻るのは本意ではなかったものの、 夫との久々の再会に、クリスティは胸を高鳴らせた。 だが、アレッサンドロは彼女の荷物を客用の寝室へ運ぶと、 冷たく言い放った。「ここが、きみの部屋だ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年09月20日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 森香夏子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年09月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22387-6
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- 書籍番号
- I-2387
読者レビュー
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モニター
夫も妻も医療従事者。職場では有能設定なのにプライベートではお互いの言動を素直に読み取れません。頑ななまでに自分の都合の悪い方にとってしまう流れと脇役の使い方はどうかと思いましたが、最後まで興味深く読めました。職場の描写はリアルっぽいです。
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モニター
おもしろかったです。ハーレクインで、出会って結婚する話でなく、すでに結婚している夫婦の話は、あまり読んだことがなかったので、新鮮でした。クリスティの夫との関係に悩む部分と、看護師としてテキパキ働く部分のギャップが魅力的で応援したくなります。二人の心のすれ違いがじれったくなることもありましたが、会話のテンポがよかったり、医療現場の話に臨場感があり、引き込まれます。読みやすかったです。
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イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。