ハーレクイン・シリーズ
甘いささやき
変わらぬ愛を誓いながら別れた二人。男は復讐の炎を燃やし続けた。
タズとヒュデが恋人同士だった六年前のこと―― タズの父デイヴィッドが病院を設立した。その際、ヒュデの父マテオは巨額の投資を行ったにもかかわらず、出資した証拠がないとされ、詐欺師の烙印を押された。ショックからマテオは脳出血で倒れて体の自由を失い、ヒュデは父親の名誉回復のために復讐を誓った。家族の絆と名誉を重んじるスペイン人の血がそうさせたのだ。自分の父親の言い分を信じ、恋人の言葉には耳をふさいだタズもヒュデの怒りを買い、別れの言葉を投げつけられた。二人は会うこともなく、それぞれの歳月を生きた。四カ月前、デイヴィッドが急死し、若き未亡人となったタズの義母が彼女に婚約を知らせてきた。婚約者の名はヒュデ――タズは自分の耳を疑った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年07月05日
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- 著者
- サラ・ウッド
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- 訳者
- 柊羊子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11704-7
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- 書籍番号
- R-1704
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