ハーレクイン・シリーズ
くちなしは誘惑の香り
くちなしの香りが呼び覚ますのは妻への憎悪と侮蔑だけ。
キーラとパトリツィオは一目で恋に落ち、結婚した。そしてわずか一年後、破局を迎えた。原因はキーラの浮気だ。もっとも、彼女はその一夜のことはまるで記憶にない。覚えているのは、翌朝夫に激しく罵倒されたことだけ。離婚手続きを進めているうちに、状況が変わった。キーラの弟とパトリツィオの甥が大喧嘩し、放校寸前だというのだ。二人のためにとパトリツィオに偽装復縁を持ちかけられたキーラは、彼の愛を取り戻すチャンスだと、その提案を受け入れる。しかし、そんな彼女にパトリツィオは冷然と言い放った。「あいにくだが、君にはもはや憎しみしか感じない」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年11月20日
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- 著者
- メラニー・ミルバーン
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- 訳者
- 高橋庸子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12337-4
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- 書籍番号
- R-2337
読者レビュー
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シドニー郊外で生まれ、現在はタスマニアに住む。十七歳のときに初めてハーレクインの小説を読み、生涯ロマンス小説を読み続けること、そして、背が高く日焼けしたハンサムな男性と結婚することを決心した。毎日をもっとロマンティックにする秘訣は、ロマンティックな男性と結婚することだと語る。二度目のデートで結婚を決めた外科医の夫との間に二人の息子がいる。