ハーレクイン・シリーズ
恋の奇跡は火曜日に
親会社の重役ファーンに、いきなり食事に誘われたキャリー。気がつくと、静まり返ったオフィスじゅうが彼女の返事を待っていた。
仕事中毒で家庭を顧みない父の会社を辞め、キャリーが別の会社に就職してから三週間が過ぎた。その火曜日の朝、彼女はオフィスで背の高い男性とぶつかった。謝ろうとして顔を上げ、目が合った瞬間、キャリーは言葉を忘れた。何もかも見通すような澄んだ青い瞳が頭から離れない。同僚の話では彼は親会社の重役、ファーン・メイトランドだという。奥のオフィスに入ったファーンが再びドアから出てくると、彼女はあわてて仕事に集中しているふりをした。彼がデスクの横を通り過ぎる……そう思ったとき、ファーンが足をとめ、キャリーをいきなり食事に誘った。彼女の頭の中は真っ白になった。気がつくと、静まり返ったオフィスじゅうがキャリーの返事を待っていた。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年06月20日
-
- 著者
- ジェシカ・スティール
-
- 訳者
- 柊羊子
-
- 定価
- 713円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-73737-3
-
- 書籍番号
- C-737
読者レビュー
読者レビューはまだございません。