ハーレクイン・シリーズ
その日、父のハイヤー会社の留守番をしていたジェスは、 かかってきた電話の主の名前を聞いて驚いた。 ベンジャミン・デ・シルバ? “敵”が仕事を依頼してきたの? ジェスはつい最近失恋し、おまけに会社をくびになったばかりだ。 それもこれも、ベンジャミンが経営する投資会社に ジェスの会社が買収されたことが、すべての発端だった。 「3日間、車を頼みたい。1日千ドルと必要経費でどうかな?」 破格の条件を提示され、ジェスは自ら運転手を引き受けた。 直接会って、嫌味のひとつくらい言ってもいいはずよ。 だが、当日現れた美貌の富豪を見た瞬間、彼女は思わず言葉を失う。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年08月05日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 加納三由季
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年07月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13085-3
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- 書籍番号
- R-3085
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モニター
お相手が大富豪なので、「自分と重ねあわせて楽しめるか?」「現実離れしすぎていないか?」と不安だったのですが、読み始めると自然にロマンスを楽しめました。前半の2人のかけひきが好きです。
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モニター
ヒロインも、キュートでガッツがあって可愛いんですが、とにかくヒーローが男前で惚れます。屈託もなくストレートにヒロインを落としにかかる手腕が素晴らしい。ヒロインは早過ぎるからとなにかと抵抗を試みていましたが、これは負けても仕方がないと思いました。ぽんぽんと軽快にすすむお話で読みやすかったです。ハッピーなお話が読みたい、という方には断然お勧めします。
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モニター
テンポよく物語が進んでいくのでとても読みやすかったです。飾らずにストレートにどちらもぶつかってくるので清々しい気持ちになります。また刺激的なところがあるのですが、それは皆さんが読んでからのお楽しみです!!
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ユキル
ヒロインのジェスとヒーローのベン。お互いの心理描写がキャッチボールのように交互に描かれていて、駆け引きをしながら、時には素直に歩み寄る様子にドキドキしながら読みました。ラストも唐突ではなく綺麗にまとめているところが好きです。そしてセクシーなシーンが大胆! ジェスはこれからもベンの手によってどんどん目覚めていきそうですね。紹介文の通り、まさしく「テンポのよいセクシーな描写」のお話でした。
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよいセクシーな描写で描くことを得意とする。趣味は幅広く、長編小説を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。