ハーレクイン・シリーズ
脅迫された花嫁
ファッションショーのモデルとして訪れたバルセロナで、十九歳のローズは若き銀行家ハビエルと出会い、結ばれた。だが翌朝、初めての恋は無残にうち砕かれる。傷心の彼女はイギリスに帰り、学業に戻って医師を目ざした。十年後、アフリカで医療に携わっていたローズに転機が訪れた。心身の疲れから、休養せざるをえなくなったのだ。帰国直後の週末、従妹の婚約パーティに出たローズは、従妹のフィアンセの叔父を紹介され、愕然とした。ハビエル!私を一夜かぎりで捨てたひと……。「お会いできて光栄だ、ドクター・ロザリン・メイ」笑顔で挨拶するなんて、私のことを少しも覚えていないのね。どうかこの傲慢な悪魔が記憶をよみがえらせませんように。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月20日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 628円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-76200-9
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- 書籍番号
- HR-200 (初版R-1801)
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- ミニシリーズ
- 地中海の恋人
読者レビュー
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趣味は油絵を描くことだったが、家族からにおいについて苦情を言われ、作家の道に進んだという。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。英国に戻ったのちに結婚。二人の息子に恵まれ、現在も生まれ故郷のイングランド北東部に暮らす。ベストセラーリストにもたびたび登場する実力派。