ハーレクイン・シリーズ
屈辱の楽園で
こんな残酷な仕打ちがあるかしら?
かつて心から愛した人の娘を世話するなんて。
会社の金を横領した兄に助けを乞われ、 看護師のエマは、兄の会社の社長であるデイモンを訪ねた。 じつは彼女にはデイモンから求婚された過去があった。 身分違いの恋だと周囲から諭され、結局、泣く泣く身を引いたのだ。 「君の兄さんを救ってほしい? では、代償として──」 デイモンの要求は非情だった。住み込みの看護師として、 6歳になる盲目の愛娘の世話をしろというのだ。 彼はエマと別れた直後に結婚し、妻亡きあとは娘と暮らしていた。 今もまだ、彼への思いを絶てずにいるのに、なぜこんな仕打ちを? それでもエマは兄のため、デイモンの要求に応えるしかなかった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年07月05日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年06月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13078-5
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- 書籍番号
- R-3078
イングランド北部の町に生まれ、現在は息子と娘、2人のかわいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。他のベストセラー作家から「彼女に憧れて作家になった」と言われるほどの伝説的な存在。