ハーレクイン・シリーズ
過労で倒れ、上司から3カ月の休暇を取るよう言い渡されたテッサ。 ちょうど田舎で暮らす名づけ親がしばらく旅行で家を空けるため、 そこで留守番をしながら養生することを思いついた。 鳥のさえずり、うっとりとする花の香り。やはり故郷は最高ね。 テッサは到着するなり、寛いだ気分で家のまわりを探索してまわった。 すると突然、鋭い声に呼びとめられる。「君も応募者なのか?」 隣の荘園主パトリックだった。彼は何か勘違いしているらしい。 「18歳か? 若すぎるな。料理ができるようには見えないが」 家政婦の求人の応募者だと思われてる! テッサは否定しようとしたが遅かった。パトリックは決めたのだ。家政婦は彼女しかいないと。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年07月20日
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- 著者
- ロバータ・レイ
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- 訳者
- 江口美子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年07月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42056-5
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- 書籍番号
- PB-156 (初版R-865)
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ジェニママ
テッサのキュートな魅力に翻弄されるパトリックが、男性なのに可愛らしく思えました。時にはいつもの自分ではない、別人になるのもいいかも⁈ と思えました。いくつになっても可愛らしい女性は、男性にも女性にも慕われるものなんですね。こんな女性になりたいと思いました。
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モニター
医師になって5年のテッサは過労で倒れてしまい、休養する様に言われ、田舎のお屋敷に「休養」に向かいます。休養に向かったはずなのに、隣家の家政婦に! え~?この先どうなるの??おもしろい展開だなぁとスルスルと読みすすめられました。27歳の有能な医師のテッサが18歳の小娘に間違えられた事も、おもしろみの一つかな。楽しんで一気に読めた一冊です!
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モニター
ヒーローとヒロインがふつうに出会っていたら、恋には発展しなかっただろう。ヒーローの思い込みにヒロインが乗ったからこそ、お互いをよく知ることができたのだと思う。ヒーローがヒロインの真実を知る展開は予想外だった。二人の心の機微の描写がすばらしかった。
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モニター
テッサは、パトリックに18歳と思われ、本当の事を伝えようとしても邪魔が入りなかなか伝えられません。パトリックもテッサに惹かれながらも素直になれません。読んでいくうちにどうなるのか気になって一気に読んでしまいました。
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
さらっと読めました。本当にいい話でした。
小説を書き始めたのは14歳のとき、寄宿舎のベッドの中だという。趣味で始めた筆跡鑑定が警察や公的機関から鑑定の依頼を受けるようになるなど、多彩な能力を持っている。結婚して子供がいるが、雑誌、子供向けの本、テレビ・フィルムなどさまざまな分野で活躍、国際的な評価を得ている。現在はロンドンに住む。レイチェル・リンゼイ名義での著作もあり。