ハーレクイン・シリーズ
情熱の傷あと
忘れえぬ絆 Ⅱ
なぜ彼を?愛を根底から否定する彼を、わたしはなぜ愛してしまったの?
親友のグレイスが双子を出産することになり、手助けのためにクレアはイタリアに来た。グレイスの夫ドナートが空港に出迎えてくれるはずだったのに、現れたのはドナートの義弟で、目がくらみそうなほどにハンサムな、精悍で苦みばしった男性ロマーノだった。ロマーノは初対面から皮肉っぽい言葉や態度でクレアをいら立たせた。なんという高慢な人なのかしら。どきどきするわたしがおかしいのよ。その後、ロマーノを知れば知るほど、彼ほど危険な男性はいないことがはっきりしてきた。彼は断言している―愛など幻想だ。絵空事にすぎないんだよ。きっと、亡くなった美しい妻を忘れられずに、心を閉ざしているのだ。こんな人を愛しては絶対にだめ。クレアはよくわかっていたのだが…。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年05月05日
-
- 著者
- ヘレン・ブルックス
-
- 訳者
- 駒月雅子
-
- 定価
- 704円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-8335-1389-7
-
- 書籍番号
- R-1389
-
- ミニシリーズ
- 忘れえぬ絆
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
幾多の不幸と夫婦の危機を乗り越えて、グレイスは再び出産を迎える喜びにあふれていた。しかし、手助けに来た親友クレアに忍び寄る苦悩の影は…ロマンスの王道を行くとご好評いただくヘレン・ブルックスが、力をこめて贈る二部作〈忘れえぬ絆〉は、ハーレクイン・ロマンス’98年4月刊、5月刊でお届けいたします。