ハーレクイン・シリーズ
プリンセスはひとりぼっち 王宮への招待
プリンスとの結婚は、自由を得るための唯一の手段かも……。
夫亡きあと、ローズは彼の両親につくす毎日を送っていたが、二度目の命日に、夫の両親から理不尽な申し出を受ける。彼らとの隔たりの大きさを痛感したローズの心に、現実的でないと感じていたもう一つの申し出が浮かびあがった。“大公家に戻ってプリンス・ニコライと結婚してほしい”祖国アルプ・ドゥ・モンテスからの手紙にはそう書いてあった。プリンセスの地位を追われて十五年間、平凡に暮らしてきたのに。書面によれば結婚は一時的なものらしく、そのあとは自由になれる。婚家にとどまり、義父母の思うままに生きるよりはいい。ローズは新たな人生を歩むパートナーに会う決心をした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年11月05日
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- 著者
- マリオン・レノックス
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-21975-6
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- 書籍番号
- I-1975
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- ミニシリーズ
- 王宮への招待
読者レビュー
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オーストラリアの農場で育ち、ロマンスを夢見る少女だった。医師との結婚後、病院を舞台にしたロマンス小説を書くことからスタート。現在はハーレクインの常連作家として、作品の舞台も多様になり、テンポのよい作風で多くの読者を得ている。トリシャ・デイヴィッド名義でも作品を発表していた。