ハーレクイン・シリーズ
ふたつの聖夜
ホワイトホーン・マーヴェリック
おしゃべりな天使
保安官代理のシェーンは、意識を失って病院のベッドに横たわっている女性を見つめた。彼女の名前はアンジェラ。未亡人で、妊娠四カ月。教師の口に応募するために小学校にやってきたのだが、面接を終えて出てきたところを、二人組の男に襲われた。二人組は同じ場所にいた五歳の少女サラを誘拐していった。アンジェラが事件の鍵を握っているのは間違いない。だが、目を覚ました彼女はこうつぶやいた。「わたし……わたし、思いだせないわ」
銀色の魔法
『銀色の魔法』誘拐されたサラが保護された翌日。〈ヒップホップ・カフェ〉から家に帰るために、車に乗りこもうとしたリアは、突然激しい痛みに襲われた。陣痛のはずがないわ。まだ早すぎるもの。不安を覚えながらもリアは車を走らせたが、とうとう痛みに耐えられなくなって、路肩に車をとめた。そこへ偶然、〈ホワイトホーン記念病院〉の医師、ジェレミーが通りかかった。彼こそリアの一夜の情熱の相手。おなかの子供の父親だった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年04月20日
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00539-7
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- 書籍番号
- N-846
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- ミニシリーズ
- ホワイトホーン・マーヴェリック
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人気の連作“ホワイトホーン・マヴェリック”からクリスマスのロマンスを描いた短編集“ふたつの聖夜”をお届けします。一作目はスーザン・マレリー著『おしゃべりな天使』、二作目はカレン・ヒューズ著『銀色の魔法』です。誘拐事件の余波を受けた人々が登場します。