ハーレクイン・シリーズ
背徳の女神
なんていう一日だったのかしら。他人のベッドで寝る羽目になるなんて。
ベルはある貴族にうまくまるめこまれ、庇護を受けながら屈辱の日々を送ってきた。その貴族が亡くなり、自由の身になったものの、美貌の彼女を男たちはほうっておいてはくれなかった。でも、もうどんな男性の言いなりにもならないわ。そのために投資で充分な財産を蓄えたし、フェンシングで体を鍛えてもいる。ある日、レッスン中に、ジャックという男性の視線に気づいた。彼もわたしに言い寄るつもりかしら?ベルはいらだちを覚えながらも、なぜか胸がざわめくのを感じた。
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- 頁数
- 392頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年11月05日
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- 著者
- ジュリア・ジャスティス
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- 訳者
- 杉浦よしこ
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- 定価
- 1,216円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-74149-3
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- 書籍番号
- HSX-9
読者レビュー
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小学三年生のときから物語を書きはじめ、大学では詩集を出版し、卒業後は保険会社やチュニジアのアメリカ大使館で編集者として働いていた。海軍士官の夫について十二年のあいだに七回の引っ越しを経験したあと、現在は米テキサス州東部のパイニー・ウッズに落ち着き、高校でフランス語を教えている。'97年にアメリカロマンス作家協会ゴールデン・ハート賞を受賞。夫と三人の子供、二匹の犬とジョージアン・スタイルの屋敷に住む。