ハーレクイン・シリーズ
支配者と運命の女
背徳の富豪倶楽部 Ⅲ
特権階級が集う秘密クラブを操るゼウス。
謎に満ちた正体が、ついに明かされる!
超一流の実業家だけが入会を許される社交クラブ、Qヴィルトゥスの主宰者はゼウスと呼ばれる謎の人物だ。そのゼウスこそ、 不動産王ニックが復讐を誓う相手だった。一族を滅ぼした憎い仇を追って10年、今夜ようやくゼウスの寝室に忍びこめた。ところが、 ベッドに寝ていたのは金髪の美女だった。誰だ? やつの愛人か? 一方、侵入者に気づいたピアはとっさに跳ね起き、銃を突きつけた。 最近、亡き父ゼウスに代わり密かに私が主宰するクラブをつぶそうとする不穏な動きがある。この男はそれに関係があるの? 端整な顔には見覚えがある。緊迫感の中、二人の間に漂うのはなぜか敵意ではなかった。 情熱にも似た熱い感情にとまどい、ピアは銃を握る手に力をこめた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年06月20日
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- 著者
- ヴィクトリア・パーカー
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年06月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13074-7
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- 書籍番号
- R-3074
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- ミニシリーズ
- 背徳の富豪倶楽部
イギリスの作家。物語を読むたびに登場人物の男性に恋していたが、初めてハーレクインを読んだとき、理想のヒーローに出会ったという。作家になりなさいという教師の勧めに反して企業に勤め役職も得たが、常に心の奥で囁き続ける声に屈し、小説の執筆を開始。やはりロマンス作家が天職だと悟った。