ハーレクイン・シリーズ
ジュリエットの純愛
一夜の恋人に捧げた純愛は、
売名行為と蔑まれ……。
難聴と闘いながらシェイクスピア劇を演じたミナは、 客席から自分を見つめる世にもセクシーな男性に心を奪われる。 まるでジュリエットのように、ひと目で恋に落ちてしまったのだ。 惹かれ合う二人はホテルでひそかに情熱的な一夜を過ごす。 だが翌朝、カメラのフラッシュが二人を待ち構えていた! その男性──アクセルは、北欧の公国を治める大公だったのだ。 アクセルはマスコミの注目を集めるためにミナが仕組んだと誤解し、 彼女の前から姿を消してしまう。わたしの愛を信じてほしい…… ミナは彼を追って単身、極寒の国へと向かうが、 自国で“氷の大公”と呼ばれる彼は、まるで見知らぬ男のようだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年06月20日
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- 著者
- シャンテル・ショー
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- 訳者
- 佐倉小春
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年06月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13073-0
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- 書籍番号
- R-3073
読者レビュー
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M.H.Y
女優と大公という、ステージは違えどもきらびやかな世界で生きてきた二人のロマンスですが、お互いに辛い過去をかかえていてそれを隠している。影の部分がかなり深いようで、読んでいて辛さが伝わってきました。二人だけの場面も多く簡単にハッピーエンドにいくかと思いきや、なかなかうまくいかないものですね。お互いの気持ちがよく伝わる作品でしたし、雪の景色がステキで二人の物語に合っていたと思います。
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モニター
現実とはかなりかけ離れた壮大な物語でした。シンデレラストーリーとしては定番な話です。王道な展開なので期待を裏切りません。
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ベストロマンス大賞2015年上半期 ノミネート
何事も心に秘めたままでは伝わらない気持ち、ヒロインジュリエットの中の広い心根が良い 気持ちよく読めた。
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ベストロマンス大賞2015年上半期 ノミネート
こんな恋愛してみたかった、夢のような作品です。(sakura・主婦)
ロンドン育ちの英国人作家。少女の頃から頭の中でお話を作るのが大好きで、10代の頃にはミルズ&ブーン社のロマンスを読んでいた。20歳で結婚、第1子の誕生とともにケント州の海辺に移り、現在も在住。浜辺を歩きながら小説のキャラクターを考えるという。趣味はガーデニングや散歩で、チョコレートには目がない。6人の子供の母親でもある。