ハーレクイン・シリーズ
指環はロシアンゴールド
強要された結婚相手は初恋の人。
なのに、幸せはかけらもない。
恵まれない子どもたちのための学校をつくりたい── 長年の夢をかなえるため、マディは日々奔走していた。 ところが友人の裏切りにより下品なデマをタブロイド紙に書かれ、 彼女の名誉は地に落ち、財界の重要人物である父を激怒させてしまう。 「おまえの醜聞を払拭するには、まともな男と結婚するしかない」 富と権力を併せ持つ4人の候補から、夫を選べというのだ。 離婚歴のある中年男、婚約者がいると噂される男性、見知らぬ実業家。 そして4人目は──なんてこと、18のときからの想い人、ヴィク! わたしの初恋を打ち砕いたくせに、なぜ今さら花婿候補に? ヴィクは平然と言った。“義理の父”の会社を乗っ取るつもりだ、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年06月20日
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- 著者
- ルーシー・モンロー
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- 訳者
- 相原ひろみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年06月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13071-6
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- 書籍番号
- R-3071
読者レビュー
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モニター
読み始めたら、後は引き込まれるのみでした。とある一件から、ヒロインとヒーローには距離があるのですが、そんな彼らが歩み寄っていく過程は、非常に読み応えがあります。その際のポンポンと小気味良い会話の応酬は素晴らしいの一言です。何よりもタイトルの意味を知る場面のみならず、最後の最後まで心を捉えて離さない展開が続くので、読んでいる間、私自身も心を満たされた、そんな作品でした。
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モニター
無自覚さんなところと自覚症状ありの確信犯的要素も併せ持つ、徹底的にヒロインを守ってくれるハーレクイン王道ヒーローです。来月はヒロインの親友のロマンスが発刊予定だそうなのでそちらも楽しみです。
アメリカ、オレゴン州出身。2005年デビュー作『許されない口づけ』で、たちまち人気作家の仲間入りを果たす。愛はほかのどんな感情よりも強く、苦しみを克服して幸福を見いだす力をくれるという信念のもとに執筆している。13歳のときからロマンス小説の大ファン。大学在学中に"生涯でいちばん素敵な男性"と知り合って結婚した。18歳の夏に家族で訪れたヨーロッパが忘れられず、今も時間があれば旅行を楽しんでいる。