ハーレクイン・シリーズ
ひとりぼっちに終止符を
彼に恋することで孤独を忘れ、
彼を愛することで孤独を知った。
天涯孤独のサリーは幼いころから里親のもとを転々として育ち、 誰からも養子にしてもらえなかったことが深い心の傷となっていた。 そんな彼女は18歳のとき、最愛の恋人トムに一方的に捨てられ、 無惨に終わった恋を忘れるために異国へと旅立った。 いつか彼と温かい家庭をと夢見ていたのに、またひとりぼっち……。 7年後、故郷に戻り助産師として働くことになったサリーを、 避けては通れぬ試練が待っていた──敏腕ドクター、トムとの再会が。 憎いのに愛しい彼。でも、もうこれ以上傷つきたくない。 何年も練習してきたとおり、彼女が冷たくよそよそしい態度で接すると、 それがトムの傲慢なハートに火をつけ、容赦ない誘惑が始まった!
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年06月05日
-
- 著者
- サラ・モーガン
-
- 訳者
- 森香夏子
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2015年05月21日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-22373-9
-
- 書籍番号
- I-2373
読者レビュー
-
ゆがふぅ
『片思いに終止符』のブライオニーとジャックが出て来るので、違った楽しみもあって良かったです。医療の現場を知ってる著者だから、臨場感があります。私にもそんな時があったなぁ。幼かった恋を切なく思い出しました。同じ相手でもお互い時間が経ったのちの、大人の恋のしっとり感がたまりませんでした。やっぱり、サラ・モーガン! 良いコーヒーを飲んだ後みたいな心地いい余韻があって、素敵でした。シリーズで読む事をお薦めします。
-
リン
ヒロインもヒーローも医療従事者という設定だったので、ただの恋愛小説というだけでなく、医療ものの小説としても楽しめました。もちろん恋愛小説としても最初から最後までドキドキ楽しめました。オススメの一冊です。
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。