ハーレクイン・シリーズ
億万長者とメイドの一夜
メイドは億万長者に求められ、
シンデレラになる。
父が破産し、今はホテルのメイドとして働くジェシカはある日、 スイートルームの宿泊客を見て凍りついた。アイスブルーの瞳。端整な顔。 父の会社を奪った億万長者、アレックス・バホーランがいる! 屈辱をこらえ清掃を始めると、急に戻ってきた彼と鉢合わせしてしまった。 いたたまれず慌てて作業を終え部屋を出ようとした瞬間、 彼女は唐突に思いもよらぬ誘いを受けた。「今夜、ぼくと食事をしないか」 まさか私の正体に気づいているの? 無慈悲な彼の仕打ちを忘れてはだめ。 だけど……わたしを誘う彼の瞳はなんてきれいなの。 1年後、アレックスはオフィスの会議室で捨て子の赤ん坊を見つけ、驚く。 添えられた置き手紙の差出人は、“ジェシカ”……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年06月20日
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- 著者
- ハイディ・ベッツ
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- 訳者
- 神鳥奈穂子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年06月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51663-3
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- 書籍番号
- D-1663
読者レビュー
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じゅんじゅん
これほど理解のあるヒーローと考えなく動くヒロインの組み合わせに驚きました。ジェシカが何をしてもアレックスはすぐ彼女の立場を理解し優しく許しカバーしてくれる、対してジェシカの浅い考えに基づく行動には未成熟にもほどがあると叱責したくなるくらいです。好きだったのは、初めての夜に赤ちゃんができたのは人生最大の奇跡だと彼が感謝を述べるところ。こう言われたら、嬉しいですよね☆
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モニターX
なに不自由なく育ったのに自立心があり親族には敵とみなされるヒーローとの間で揺れる情の深いヒロインには好感が持てましたが、浅慮な感は否めず残念でした。対してヒーローの寛容な態度には驚きです。よくぞここまでヒロインに理解を示してくれたと思います。だからこそ二人がお互いに無二の存在になれたことが嬉しいです。
中学生の頃からロマンス小説を愛読していた。処女作を出版して以来、数々の賞を受賞。動物愛好家でもあり、怪我をした動物の手当てをして自然に帰してやることもしばしばだという。