ハーレクイン・シリーズ
伯爵とメイドの禁じられた逢瀬
貧しく、読み書きもできないメイドのアメリアは、毎週火曜日の朝、黒いヴェールで顔を隠し、読めもしない詩集を手にして、ハイゲート共同墓地のベンチに腰かけ、伯爵のエイドリアンが馬車で通るのを待つ。彼の姿を、人目を気にせず見つめたい――ただそれだけの理由で。屋敷の鼠くらいの存在でしかない私が、伯爵に恋をしているなんて知られたら……。ああ、それなのに。まさか彼にずっと見られていたなんて。「きみは誰なんだ?ぼくはもう自分を抑えられない――!」石の壁に押しつけられ、彼は抗えないアメリアのスカートをまくり上げる。ズロースの上から熱く濡れた秘所に唇を強く押し当てられ、アメリアは悶えた。彼は息を荒らげながら言う。「きみもぼくと同じくらい求めているね――」
-
- 頁数
- 80頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年05月05日
-
- 訳者
- 立石ゆかり
-
- 定価
- 330円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-42188-3
-
- 書籍番号
- DG-98
読者レビュー
読者レビューはまだございません。