ハーレクイン・シリーズ
甘美な至上命令
私など眼中にないくせに、
そんなふうに引き留めないで。
プレゼント選びから別れる時のいざこざに至るまで、 ボスの派手な女性関係の世話をさせられてきた秘書のエミリーは、 ある朝、意を決して退職を申し出た。「私、結婚するんです……」 レアンドロは一瞬だけ眉を上げたが、すぐに無表情になって言った。 「嘘だな。この1年半、君は仕事漬けで恋人のいる気配はなかった」 そのとおり、恋人なんていない。エミリーが恋しているのはボスだった。 レアンドロは退職の条件として、2週間の出張へ同行するよう命じる。 愛する男性との最後の仕事。せつない想いでエミリーは承知したが、 出張先の高級リゾートで、レアンドロに心変わりを迫られるとは。 彼が最も得意とする、“誘惑”という方法で。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年05月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 松尾当子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年05月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13063-1
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- 書籍番号
- R-3063
読者レビュー
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クールな秘書の仮面の下にはこんなにウブで可愛らしい素顔が隠れていたとなれば、このボスでなくてもグラっときちゃうというものです。そしてその魅力的なボスに、時には強引に誘惑される様子には、一緒にドキドキして一気に読んでしまいました。仕事とはいえ最高級のリゾート地にかっこいいボス、関係が始まる時のあのドキドキ感などなど、非日常のトキメキが満載で身悶えするコト間違いなし!あ~私も強引に奪われたいよ!
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モニター
恋愛経験豊富なレアンドロが嫉妬でいらついたり想像を膨らませている姿はちょっと可愛いかも。結婚はやっぱり愛がなくちゃと思わせてくれる一冊です。
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モニター
結婚の為に退職を申し出た秘書に、「嘘」と決めつけ、真意を確かめるべく、誘惑するボス。ガードを固める秘書と、それを突破しようとするボスの駆け引きが面白い作品でした。
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モニター
私の一番好きなボスと秘書の話…なので、とっても期待しながら読みました。素敵なボスと秘書がどんな風にロマンスが芽生えるのか、ワクワクしながら読みました。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。