ハーレクイン・シリーズ

乙女を愛した悪魔
公爵家に生まれて Ⅰ
彼女を愛するのは、悪魔の咎。兄と慕う彼への愛は、永遠。
僕が孤児院から引き取られてきたというのは嘘だったのか……。育ての親と思っていたソーン卿に実の親だと聞かされたとき、サムは共に育ったイーブリンへの想いを断ち、屋敷を去ることを決めた。まさか血のつながった妹を愛していたとは。僕はなんと罪深い悪魔なのだ!6年後──サムが帰ってきた。再会を待ち侘びていたイーブリンはしかし、今はセイント・オールドリック公爵に求婚されている身。いっそサムが私をさらってくれたら……。なのに、なぜ彼は私に冷たいの?そんな折、彼女は驚くべき事実を父に告げられる。なんとサムはセイント・オールドリック公爵の異母弟なのだという。高貴な出自をサム本人に明かしてほしいと懇願するイーブリン。だが、父は言った。おまえが公爵の求婚を受け入れるならば、と。
-
- 頁数
- 256頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2015年05月05日
-
- 著者
- クリスティン・メリル
-
- 訳者
- 大谷真理子
-
- 定価
- 906円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-596-33210-3
-
- 書籍番号
- PHS-110
-
- ミニ
シリーズ - 公爵家に生まれて
- ミニ
夫と2人の息子、多くのペットとともにウィスコンシン州で暮らす。物心ついたころから作家になるのが夢で、度重なる原稿の不採用にもめげずに努力を続け、初めての著作を刊行した。ポップコーンを頬張りながら映画を見るのが好き。