ハーレクイン・シリーズ
心があなたを忘れても
我が一族アネタキス Ⅰ
彼の子供がおなかにいる── その事実を知ったマーリーは、ひとり物思いにふけっていた。 子供の父親クリュザンダーは大富豪のギリシア人実業家で、 ふたりはいま、一つ屋根の下に暮らしている。 妊娠を打ち明けたら、クリュザンダーはどんな反応をするだろう? 彼がふたりの関係をどう考えているのか確かめようと、 マーリーはさっそく、仕事から戻ったクリュザンダーに問いかけた。 「ぼくらの間に関係なんてものはないよ。きみは“愛人”だ」 返ってきた辛辣すぎるその言葉に、マーリーは凍りついた。 だが運命は、さらなる悲劇を彼女に用意していた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年05月05日
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- 著者
- マヤ・バンクス
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- 訳者
- 庭植奈穂子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年04月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90324-2
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- 書籍番号
- K-314 (初版D-1441)
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- ミニシリーズ
- 我が一族アネタキス
読者レビュー
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ぽぽん
次々と起こる怒涛の展開にハラハラドキドキしっぱなしでした。主人公が愛する人と最後どうなるのか気になって一気に読んでしまいました。
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ゆがふぅ
10頁から急展開! 予想できない状況に「おぉ~!」映画なら身を乗り出す勢い(笑い)。秘書がね、とっても嫌な奴。人を陥れる、罠を仕掛ける、実社会でもいるんだよねぇ、こういう人。でも、こんなキャラの脇役、ラブストーリーでは斬新。サスペンスみたい。事件の真相までハラハラ続きで楽しめました。妊婦中の交わりってちょっと想像したくなかったけど、お腹を気遣う男性の仕草、優しい愛撫シーンが心地よい作品でした。
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幼いころからロマンスを愛読し、作家になることを夢見ていた。十代になると毎日ノートを持ち歩き、想像のふくらむまま過激な愛と情熱の物語を書き続けるようになる。現在の話は、そのときのものほど過激ではないが、ロマンティックという点では引けを取らない。現在は夫と3人の子供とともにテキサスで暮らしている。狩猟や釣り、ポーカーを好む。