ハーレクイン・シリーズ
スコットランドの片隅に浮かぶ小島、グレンモア。診療所の看護師カイラは朗らかで、島民たちに慕われている。島の医師がカイラの兄一人である今、欠員を補う代診医としてロンドンの大病院からエリート医師イーサンが赴任してきた。埠頭でイーサンを出迎えたカイラは胸をときめかせた。想像していた堅苦しい学者タイプとはまるで違い、ハンサムでスポーツ選手のような体をした彼から目をそらせない。ただ、彼の心の奥に何か秘められた思いがあるのも感じられる。そもそもイーサンのように優秀な医師がこの島へ来たのはなぜ?その答えを知りたいと彼女は思った。何よりも彼を知りたい、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年03月20日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 高橋庸子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12413-5
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- 書籍番号
- R-2413
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- ミニシリーズ
- グレンモアに吹く風
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モニター
スコットランドの片隅に浮かぶ小島グレンモアで、看護師のカイラは島民達に慕われ、家族の愛に包まれている。羨ましい環境で、同職種の私は、共感と羨望で一気に読んでました。エリート医師のイーサンとの出会い、彼の心の中にある闇も、カイラと島の自然が癒していく。惹かれあう二人と兄や周囲の人たちも絡んで・・・最後は胸が熱くなる結末でした。第二作が早くもたのしみです。
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モニター
新参者の医者イーサンに対する看護婦カイラの積極的で挑発的な態度にハラハラし、謎と闇を抱えているようなイーサンの煮え切らない様子に、次の展開が見えずドキドキでした!
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モニター
看護師とお医者さんの物語です。作者が元医療関係者というだけあって、診療所の場面や往診でのアドバイスなどリアルで的確。そして作中に溢れている愛情は恋愛というよりも、家族愛であり郷土愛でありもっと大きな人間愛であると思いました。小さな島での生活を通し、お互いを気に掛け助け合うことの大切さを思い出させてくれる作品でした。
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モニター
島の診療所の看護婦カイラと島に代診医としてやってきたイーサン。お互い初めてあった時から惹かれあうものを感じながらも、何か秘密を隠しているようなイーサン。秘密って何??と気になって2時間あまりで一気に読んでしまいました。読み終わってみるとちょうど景色のとってもきれいな島でロケした映画を見たような感覚でしばらくその余韻に浸ってしまいました。
イギリスのウィルトシャー州生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚し、小さな男の子が二人いる。子育てに追われながらも暇を見つけては執筆活動にいそしんでいる。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入り。