ハーレクイン・シリーズ
奇跡のふたり
ペルセウス:運命の女たち Ⅲ
他人の傷は治せても、自分の傷ついた心は癒せない。
多くの人命を救ってきた有能な衛生兵エンジェルは苛立っていた。基地の医療アシスタントは自分一人しかいないのに不注意から左腕を怪我して、使えなくなってしまったのだ。そんな折、アメリカ陸軍から男性の衛生兵をエンジェルのもとで研修させたいとの申し入れがあった。男性を恐れているエンジェルは逃げ出したい気分だったが、人手不足なので、来てもらうしかなかった。だが、その衛生兵バーク・ギフォードの写真を見たとたん、不安をかき立てられた。険しい表情、飢えた鷹のような目。彼は危険だわ―本能がそう告げていた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年03月05日
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- 著者
- リンゼイ・マッケンナ
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- 訳者
- 児玉ありさ
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-61052-5
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- 書籍番号
- N-1052
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- ミニシリーズ
- ペルセウス:運命の女たち
読者レビュー
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N-1044「情熱のレッスン」、PS-31「闇に輝く虹」に続き、『ペルセウス:運命の女たち』第三話をお届けします。